GRANDIT FAQ
全般
- 自動通知機能はありますか
利用者が任意の通知項目を設定し、利用者への一括通知が可能です。通知方法はGRANDIT画面に表示する『WEB通知』とユーザにメールで送信する『メール通知』を装備しています。
- GRANDITはどんなERPですか
GRANDITは、コンソーシアムである複数の企業の叡智によって開発された、国産完全Web-ERPです。そのため、幅広い企業規模や業種に適応しているのが特徴です。
- GRANDITの操作性について教えてください
GRANDITは、ブラウザを利用した完全WEB型の基幹システムです。同一のログイン画面から各グループ会社のシステムを起動させます。またWEB環境で利用することにより、メンテナンス負荷が軽減されます。
色合いやレイアウトも利用しやすく、視認性・識別性が極めて高い画面構成となっていますので、直感的にわかりやすいユーザビリティをご提供します。
- ワークフローの機能はありますか
全てのモジュールの標準機能としてワークフロー機能がございます。申請、承認、否認、差し戻しや、代理承認の機能があり、ワークフロー対象の伝票や、ご利用される部門についてはお客様に合わせ設定いただくことが可能です。
また伝票毎に電子データを添付することが可能であり、補完する資料を紐付し一元管理することが可能です。
- ユーザー認証や権限について教えてください
ログインアカウントによって、各機能へのアクセス(利用可否/更新可否/公開範囲)をコントロールします。
ユーザをグループ化し、そのグループに対してメニューパターン(権限)を作成可能です。
- ログの記録はどのように保存されていますか
GRANDITでは利用者の操作ログを取得することで業務レベルでのトレーサビリティを実現致します。
- データの整合性
GRANDITでは、マスタ一元化と整合性ある取引データの連携を徹底しています。
マスタの一元管理:勘定科目マスタ、取引先マスタ等、マスタの一元化を徹底しておりますので、多重入力を行なう必要がありません。
整合性ある取引データの連携 (二重入力防止)、水平方向と垂直方向でデータの整合性を確保する構造となっています。また、プロセス間にはGRANDITに統合されたワークフロー(WF)を経由することで、職務分掌を徹底します。
- 組織変更等があった場合の対応機能はありますか
事業変化に適応するための組織変更対応機能を標準実装しています。組織変更に必要な以下の機能を標準サポートしています。
組織図を履歴形式で管理し、過去データは過去組織情報を参照して表示します。
組織変更により、残高のある伝票の旧組織から新組織へ移管します。
- 自動実行(バッチ処理のスケジュール実行)
SQLServerのスケジュール機能を利用することで、各モジュールの月次締処理を自動化することが可能です。また、GRANDITの画面からのスケジュール設定、各処理の結果確認を行うことも可能です。
- 稼働環境を教えてください
【サーバー】
OS:Windows Server 2022
WebServer:Internet Information Service 10 (Windows Server 2022)
DB:SQL Server 2022【クライアント】
OS:Windows 10、Windows 11
WebServer:Microsoft Edge、Google Chrome
メモリ:4GB以上
- 仮想環境での利用は可能でしょうか
VMWareやHyper-V等の仮想環境での利用が可能です。
- デモンストレーションをして頂くことは可能でしょうか
直接訪問、オンラインどちらでも対応可能です。
- 費用感を教えてください
GRANDITの費用については、モジュールや利用人数のみではなく、カスタマイズ等の費用も含まれるため、ヒアリングさせて頂いたうえで、金額を提示いたします。
- マイナンバーへの対応
GRANDITでは、最新バージョンを含む全てのバージョンでマイナンバー制度への対応を法改正として対応しており、制度開始後も法定帳票を順次対応し、GRANDITを導入頂いたお客様は継続的に安心して利用が可能です。
- マルチカンパニー対応はされていますか
GRANDITのマルチカンパニー機能を利用することで、複数会社のセキュリティを維持したシステム構築が可能です。
サーバー1台で複数社の管理を行いながら、各社データの独立性は保ち続けられます。
マルチカンパニーでの運用を実施することで、グループ各社のマネジメントレベルは統一され、連結決算の早期化が図れます。
- グループ管理 (マスタ連携、会社間取引連携)
GRANDITを複数会社で利用する際、勘定科目マスタや取引先マスタ等をグループ内で統一管理が行えます。
グループ間の売買取引データを連携することで、グループ全体の入力モレや入力ミスが防止され、業務負荷軽減に繋がります。
- BI機能/汎用データ出力機能
GRANDITで蓄積されたデータは、データ抽出ツールを利用することで、各種分析資料の作成が可能です。データ抽出ツールとしては、BI機能及び汎用データ出力機能を標準機能として用意しております。
SQL Serverの機能をフルに活用したBIを標準装備しておりますので、詳細はお問い合わせください。
- レポート機能
Microsoft SQL Server付属のSQL Server Reporting Services(以下、SSRS)を利用して、作成されたレポートをGRANDITから呼び出すことが可能です。
- ActiveDirectory連携オプション
「GRANDIT ActiveDirectory連携オプション」は、GRANDITにActiveDirectoryによる統合認証に加え、簡易統合認証、アカウント連携が可能です。
- 外国語対応はしていますか
日本語、英語、中国語の3言語に対応しています。
販売
- EDI連携は可能ですか
周辺システムで作成されたデータをCSV経由でGRANDIT側に取込むことが可能となり、GRANDIT側で作成されたデータを周辺システムに転送することもできます。またSQLServerのスケジュール機能を利用することで、当該システム間連携を自動化することも可能です。
- EC機能
GRANDITのECモジュールを利用することで、得意先からの注文をWebで受付けることが可能です。Web受注画面では、見積依頼入力、発注入力、発注の状況照会、在庫照会が可能です。
- 海外取引に対応していますか
はい、多通貨取引に対応しています。最新のレートマスタを参照した円換算処理や経理業務における為替差損益計算までを自動で行うため、外貨取引に伴う業務を大幅に軽減します。
- 受注データと紐づけて発注データを作成ができますか?
受注入力データを参照して、発注データを作成することが可能です。また、受注データも、見積入力データと紐づけて作成可能です。
- 値引きや返品対応は可能ですか
受注、売上で入力が可能です。返品については、出荷返品又は売上返品処理が可能です。
- 社内取引に対応していますか
得意先からの注文(受注)に関して、社内の他部門へ発注手配する場合は、社外受注伝票と紐付けして社内発注伝票が登録できます。
社外取引と社内取引を識別することで、部門別の損益を明確化にし、得意先への販売未済の商品については、販売締処理時に未実現利益の計算を行います。
- 与信管理機能はありますか
受注入力時にはリアルタイムに与信チェックを行い、与信オーバー時に、アラート表示/入力不可の制御が可能です。与信チェックは受注入力時の他、出荷依頼、売上時においても同様のチェックを行います。
- 得意先ごとに単価を管理することはできますか
得意先に対して商品別の販売単価を設定することが可能です。また、数量に応じた単価を設定することも可能です。
- 直送取引に対応していますか
直送取引に対応し、受注と発注、売上と仕入を同時に入力することが可能です。
- 海外取引における船積み入力は可能ですか
船積帳票を作成する為に必要となる海外受注明細を海外受注コンバインより選択し、当該処理で選択した海外受注データが船積入力に引き継がれます。
繰り返し扱われる項目はテンプレートデータとして保存することができ、他の船積帳票データ作成時に流用可能です。
調達・在庫
- 商品(在庫)の倉庫移動は可能ですか
倉庫間の入庫・出庫の管理を行い、倉庫間を移動中の商品は積送中として管理することも可能です。
- 品質保持期限(有効期限)を管理することが可能ですか
ロット別の有効期限の管理や実在庫数を照会することが可能です。
- 倉庫別在庫管理はできますか
GRANDITの倉庫マスタでは自社、得意先、仕入先、客先、積送などの倉庫区分を持っています。営業所単位に在庫管理を実施する場合には、営業所倉庫を自社倉庫として管理し、営業所毎に倉庫コードを設けます。
取引先への預け在庫は、受注時に委託倉庫を指定することで、自社資産として預け在庫の数量管理を行います。
- 商品別数量管理はできますか
倉庫別に管理される商品在庫は、実在庫数量とは別に有効在庫数量の管理が行えます。有効在庫数量は、受注入力時に実在庫数量から即時引当され更新されます。
- 在庫評価計算について教えてください
月次処理で計算される在庫金額の評価法を次の6種類から選択することが可能です。
(標準原価法、先入先出法、移動平均法、月次総平均法、最終仕入原価法、売価還元原価法)
- 入荷返品はできますか
商品違い、数量違い、不良品などにより、入荷した商品を仕入先へ返品した場合には、仕入計上以前もしくは仕入取消を行った後に「入荷返品入力」を行います。
- セット品の作成や管理はできますか
複数の商品を組み合わせてセット商品を作成することが可能です。
組合わせは多段的な組合わせも可能です。セット単位の取引も可能です。
会計
- 立替金・預り金管理に対応していますか
債権債務間の連携機能である「立替金処理」「預り金処理」を行うことが可能です。円建て及び外貨にも対応しております。
- 外貨入金・消し込み機能について教えてください
外貨での入金は、入金入力時に通貨を指定して登録が行えます。また、請求データとの消し込みについては、既に登録された外貨入金データと請求データを突合して消し込みが行えます。
また、円貨での入金の場合でも消込通貨を選択することも可能です。
- 定期計上は可能ですか
リースや家賃の支払いなど定期的に反復する取引では、契約内容を登録しておくことにより、毎月仕訳伝票を入力するのではなく、契約(定期取引)情報から自動的に一括で仕訳データを生成することができます。
- 配賦機能について教えてください
共通経費等を管理会計仕訳として部門別、プロジェクト別に配賦が行え、正確な部門別損益、プロジェクト別損益の把握が可能です。また、管理会計仕訳と一般仕訳は別々に管理されるため、各種財務諸表は管理会計仕訳の影響を受けずに出力できます。
- 予算管理機能について教えてください
予算管理は、部門別、プロジェクト別に管理が行え、Excel等で作成された予算シートをCSVデータ経由で一括取込みすることも可能です。また、予実績対比などの管理帳票は、定型帳票として出力することも出来ますが、BI機能にて自由に予実分析資料を作成する事が可能です。また、"見込数値"の登録も可能です。
- 法人税 電子申告用データの出力はできますか
法人税電子申告時に利用する勘定明細内訳明細書の元データとして勘定科目毎にCSV出力することが可能です。